見た映画を記録する

毎月観た映画と映画以外を記録しています。

2020年5月から10月に観た映画

 半年気を失っているあいだにも映画を観ていました。

 あまりにも長いこと、そもそもものを書くのが無理みたいな感じになっていたけど(なんらか書いてはいたけど)、一昨日くらいから日記を書くことにしたらものを書くことができるような気持ちになり、でもきっとすぐまた気を失ってしまうかもしれないので、とりいそぎ5月から10月に観た映画のリストを転記します。

 この間に起こったことといえば、Netflixに加入したこと(これは予定通り)、それとAmazonPrimeにも加入したこと(これははじめそんなつもりではなかったが、やっぱアマプラにしか置いてない映画もけっこうあるし、その都度レンタルするくらいなら加入した方がお得では?(そんなわけない)と思ったからです)、PC買い換え(だいたいこれで映画を見ているので。動画が止まらなくなった)、ブルーライトカット眼鏡購入(目が疲れない、だいじ)、映画館にまた行くようになった(自転車で行ける映画館があったので)、などです。ドラマを見ることも覚えたし、ねとふりには無限によくわからんおもしろドキュメンタリーがあるので、画面を見る時間は増えたけど、映画本数はそんな増えてない、ていうか減ってるかもしれない、だいたいいつも心が限界で大きくて重たい物語をもてあましてしまう、でも……と思って、でも今年まだあと2ヶ月あるから、映画いっぱいみたいですね。そうですね。

 

★2020年5月に観た映画(8本)

1.ザキング

 噂のやつ、このとき初見で、しかしドゥイルがかなり深い傷。もしドゥイルのことを先に知っていてラクのこと観たら絶対全然違うふうにラクのことを見ていただろうと思う、どうとは言えないけど…

 

2.インサイダーズ

 これも噂のやつ。ぜってえ酷い目に遭って終わるやつと思って(そうではないと言われていたけど信じてなかった)モヒートでモルディブがこの闘いが終わったら結婚するんだじゃなくてほんとに闘いを終えて結婚していたのですげえなあと思いました。

 

3.スピードスクワッド(2回目)

 同時上映に参加させていただいたような?リュジュンヨルさんとチョジョンソクさん、ふたりともタイプの違う演技激やば俳優で、劇場で見たときはまだどっちもそんな観たことなかったからあれだったけど、めちゃすごいよね

 

4.タクシー運転手 約束は海を越えて

 ながらく噂は聞いていたけど重たいやつと思って避けていて、しかして、重たいやつではあるんだけど、そうならないようになっていて、おもしろがっていいのかよと思いつつ、おもしろかったよ やっていこうね

 

5.弁護人

 タクシー運転手見たからと思って見た気がする 1984と合わせた3本の中で一番つらいと感じた 実在人物がモデルになっていてよかったねで終わらすことができないからなと思った

 

6.王と道化師たち(2回目)

 これもたしか同時上映 やっぱジヌンさん愛さずにはいられない

 

7.ファンタスティックプラネット

 チル 小説だったら読むのあんま得意じゃないタイプのSFだったがアニメだと逆によいのは不思議だなあ 歯磨きしながら見ていたからか思い出そうとすると歯磨き粉の味がする

 

8.ノスタルジア

 これはおやすみシェヘラザードで読んで気になっていたけどなんどかGyaoの配信を逃していたが満を持して観た 退屈といえばそうかもしれんが私は配信で見るぶんには退屈な映画はけっこうきらいではないと言うことがわかった それにとにかく映像美がすさまじくて、壁にずっと流しておきたい

 

★2020年6月に観た映画(4本)

 どうしちまったんだか全然記憶がないけど6月はまじで映画観てない

 

1.アシュラ(3回目くらい?)

 たしか同時上映だったと思う(気持ちの乱高下を伴うため自主的には見ないと思うので) アシュラ、サウナみたいな、気持ちがどーんと落ちるのとべきべきにぶち上がるのとが両方あるためにすごい疲れるんだよね でも最後はやっぱぶちあがっちゃうんですけどね……

 

2.毒戦(何回目だ?)

 なんにも覚えてません いっしょに見たと思う

 

3.殺戮にいたる山岳

 ジヌンさんがふたり!というので観た ジヌンさんが岩の水たまりに口をつけて水を飲んでいるのが最高だったしふたりいるから二通りの死に方が観れてほんとに最高だったがもっとやれることあったでしょ!!!ふたりも出したらさあ!!!と思ってしまったことも否定できない 少女役をしている俳優さんが撮影時点で30歳くらいというのがまじでびっくりした ほんとに中学生くらいにしか見えなくて韓国映画の子役はみんな演技うまいよな~と思っていたので

 

4.グローリーデイ

 じゅんよるくんとすほひょんということで観たがこんなにつらい映画をなぜ撮った!?と思いました。なまじ血まみれ全滅よりも生きているこの世の苦しみが本当につらい、これ、感想とかを検索したらすほひょんのファンの方(映画がメインジャンルではなさそうな方)がけっこうやっぱりいて、ヒョンはたしかにクリーンな役なんだけどそれにしたってつらすぎんか!?と思った でも最後の水たまりの中に転がっているところが美しかったな……そういう美しい瞬間が撮りたくて/観たくて、つらい映画を作ったり見に行ったりするのかな……

 

★2020年7月に観た映画(4本)

 7月も全然映画観てないけど、カレンダーを観るとParavi解約と書いてあるのでどうも2週間のお試し期間にアンナチュラルを観ていたようですな アンナチュラルは本当におもしろかったです。日本のドラマ、これまで完走したことがあるの作家アリスのシリーズだけで、それだって原作をよすがにできたから観れたのだなあと思っていたので、こんなになにもかも手放しですごくすごくおもしろかったと思うと思っていなかったけど、すごくおもしろかったし、全部ありがたくて、全部私向けだと思った。こんなことが、テレビで展開されるコンテンツであるとは思っていなかった(なぜならこれまでの人生で一度もテレビを所持していたことがないため)から、ほんとにびっくりしたけど、テレビとかいうものもう持ってない人もいっぱいいるから、こうして私とアンナチュラルとかMIU404も巡り会えたわけで、よかったなあ……

 

1.オールドガード

 おすすめされていっしょに見たけどほんとおもしろかったよ!!肌なじみのよいジュヴナイルに気持ちのよいアクション、続編もあるとうれしいなと思わせるほどほどの引き、すごい

 

2.インタビューウィズヴァンパイア

 TSUTAYAのツイートからおすすめ映画出してくるやつで何度もおすすめされてたんだけど配信ないしと思っていたが円盤をレンタルしてみた。耽美

 

3.神と共に第一章(4回目くらい?)

 このときは神共初見の方と同時上映してめちゃたのしかったなあ

 

4.七人の侍

 なんで見ようと思ったんだか忘れたけど、円盤レンタルして観た。そしたらさ……め~~~~~~~ちゃくちゃおもしろかったんだよね!!!!!!!びっくりした。あと三船敏郎というひといけめん俳優だと思っていたからどの侍かな~~と思ったらこのきたねえ野良犬みたいなやつかよ!?と思ったけどこいつが結局いっちばんかわいいんだよなあ……白黒映画で画面も粗めだし、あと日本語なんだけど録音技術と時代の違いによる発音のあれとかそもそも私が日本語リスニングが苦手だったりとかして字幕出してみてたけどほんとすっげえおもしろかったよ どこがといわれると難しいのだが すごく長いんだけど退屈ではない すげえなあ 一度しか観ていないけどいま思い出そうとしたら絵として思い出されるシーンがかなりいくつもあって、そういうの、理論として学んだことがあったらこれねってわかるのかもしれないけど、私は全然ないから隠しコマンドを打たれてどうなってるかわからないがなんらかの作用を及ぼされていると感じ、それはすごくおもしろい

 

★2020年8月に観た映画(3本)

 8月はなんと3本しか映画を観ていない、これはしかもどうしてだかの記憶も全くない、なんか見てたっけ?他に?MIU404を観ていたのは確かですが…普通に暮らしが限界だったというのもあるかもしれない 特筆すべき出来事としては今年一番暑いと言われていた週にエアコンが壊れて死の淵をさまよいました(日記)

1.サバハ

 たぶんこのへんでねとふりに決めたのはサバハのためだったということを思い出した じぇりさまがよかったことは言うまでもないが、ふつうに怖くておもしろかった 私は宗教に造詣が深くないのでふつうにおもしろかったと思ったが、深かったらもっと混乱して面白がれるのだろうなあと思うとやや惜しい

 

2.デッドドントダイ

 これは!!!!!!!ずっと自粛していたが、なんか社で映画くらいいったらいいんだよといわれては~~~????私がこれまで我慢していたのはなんなんだよ???と思い自転車で映画館行くぞ!!!と思い切って休日の夜これまで1回しか電車で行ったことのない、やや遠めの映画館にほとんど発作のようにして出かけて、じつに半年ぶりくらいで(ハーレイちゃんのを観たのが3月だから、実際半年弱か)観た映画だったんですけどまじで意味不明でどんな気持ちになったらいいかわからんになりました でもこれでよかったのかもしれんな

 

3.インセプション

 これはまた別の映画館に自転車で行きました 噂には聞いていたが好きなタイプのSFですっごくよかった あとこれはじめて4DXでみて、4DXはスクリーンも大きいし、チケット取ったとき前の方しかあいてなくて首が痛かったけど逆にもう完全没入体験といわれているのがその通りという感じでおもしろかった トムハのよさみだった

 

★2020年9月に観た映画(7本)

1.ドラキュラZERO

 この映画について言うことは……ない……でも言うことがない映画、ひとりだったら観ないわけだし、それはそれで得がたい体験ですよね……そうだね……

 

2.悪のクロニクル

 ソンヒョンジュさん、これまでだいたい悪役してるとこしか観てこなかったから、主人公(悪いが)しているのかなり新鮮で、しかしてむちゃくちゃになっていくところがすごいよかった パクソジュンもよかった……もっと全体が破滅するのかと思ったが破滅しなくて、でも破滅したらアシュラみたくパーティ果つ!完!おつかれさま!!みたいになれるけど破滅しきらないからこれからもつらい人生を歩んでいかなければならない……つらいね……

 

3.群盗

 うわさのやつ、ハジョンウがよいのは言うまでもないがジヌンさんがむちゃくちゃよいじゃねえか!!!みんなどうしてジヌンさんのことは噂にしてくれなかったんだよと思ったがハジョンウとカンドンウォンがよすぎてまずその話をしてしまう気持ちも……わかる……

 

4.西の魔女が死んだ

 本の方の読書会があって参考にと思って観たんですけど、すごく丁寧に小説を映画にしてあって、映画オリジナル要素とかもあるけど全然世界を邪魔しない、ありがたいなあと思ったけど、同時に映画としてはすご~くおもしろいというわけではない、と思って、だいたい原作のある映画を見に行くときは原作が好きだから行くので、原作と違うとやっぱ文句言いたくなるけど、原作は小説なので、小説と映画では映えポイントがちがう、そういうことだったのか…?ともちょっと思いました。でもやっぱ許せねえ映画化いくつもあるけどな!!!!!!!

 

5.インターステラー

 テネットをみるのの予習しよ~と思って観た。アグリSFだったらよかったのになあ……砂漠化が進んでみんな農家をやるしかない未来、というのはすっごく好きなのに……ねじ巻き少女みたいなのにしてほしかった……サムネで諦めなって感じだが……落ちが好きじゃないタイプのSFだったので(とつぜん愛とかいうやつが出てくるやつ)……でも最後の最後はよかった 娘がおとうさんおつかれ、っていわないで、あんたはまだやるべきことがあるでしょうがというの、そんなつもりは作ったひとにはないかもしれんが、私は愛していながらもやっぱ許せないところもあったののできる限り穏やかな発露かなと思った

 

6.TENET

 そして観た!!!!4DXで観た!!!!まだ全然公開中なのであれですがよかったねえ 逆行でほんとに酔った

 

7.jam

 おすすめされて観たんですけど最初これほんとにおもしろい?なぜすすめた?と思ったらどんどんおもしろくなってってすげえなあと思った どっちもどっちの歌のことときどき脳裏をよぎってしまう

 

★2020年10月に観た映画(7本)

 映画館、まあ遠いんだけど、でかいスクリーンと暗い部屋が嬉しくてはしゃいでいたな、10月は……

 

1.フェアウェル

 公開予定3月末とかだった気がして、見逃しちゃったな……と思っていたら公開も延びててほんと嬉しかった。普段見るタイプの物語ではないけど、オークワフィナが好きだと思って観に行って、よかったなと思いました

 

2.DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW

 ザ湯。このときは私が初見で同時上映だったのでそれもまたおもしろかったです。テッツのこと思ったより全然好きだなと思った。温泉に行きたいという気持ちもかき立てられた。

 

3.三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実

 これも公開してたとき見逃したなあと思っていたので見れて嬉しかった。ドキュメンタリー映画を劇場で観たのは初めてだと思うけど、全然めちゃくちゃ集中してしまった。三島の熱心な読者どころか2つか3つくらいしか読んだことないけど、人間の三島が魅力的すぎて(それは三島の自分のキャラメイクがやっぱめちゃうまいからだと思う キャラメイクしていることを隠さないことすら魅力的だ これめっちゃ危なかったと思う たとえば私が当時健康な男子大学生だったりしたら……)ふつうにおもしろく観てしまった これは実在存命人物の悪口になりますがaktmshkがほんとうに、三島の映画だから、撮る側もそう撮っているんだとわかってはいても、インタビュアーを脅すような言動がありおそらくターゲットはインタビュアーではなくカメラのこちら側でその効果をきちんとわかっているのだろうと思い、でもあまりにもそういうやり口って…こけおどしって、全然怖くなければほんとにどうでもよくて、でも少なくとも私は特に年配の成人男性が威圧してくるのに大変弱い、弱いというのはまじでおびえてしまう、こけおどしだってわかっていてもやられてしまうのが本当に嫌で、だからよけいに嫌いだ……と思うんだろうなあ……akt氏は演じるひとだから余計にそれがうまいから余計に嫌なんだと思う 三島の思想には全然まったく共感するところではないが、三島は学生が嫌いだったと思う、いやかわいがっていた、いやまじめでない学生が嫌いだっただけで…などといろんな人が言っている流れで元盾の会のひとびとが寿司とかスチュワーデスとかの話をするの、三島も浮かばれないのでは、ていうかさすがに作る側に悪意がないか、これ出演した人々はOK出したのかな(そりゃ出したろうが…)などといろんなことを思ってしまった 筋の通ったおもしろい議論ができること、むちゃくちゃつよいと思うので、そのスキルだけでも得たいものだが

 

4.はちどり

 三島由紀夫と同じ日に観ました すごい食べ合わせ

 これも全然ふだん観るタイプの物語ではないが、しかして見てよかったかすらもこれはわからん、くるしいというか、おろし金で下ろされているほどではないけどおしつけられたらそりゃ痛い、死ぬほどじゃないけどでも痛い…みたいな痛さ まだ全然消化してなくてとりあえず投げてあるのでユリイカとか読んだらまた考えます

 

5.毒戦(何回目?わからん)

 このときは毒戦初見の方と同時上映してこんな最高なことがあっていいのかよと思いました あたらしいひとがみるとそのたびにあたらしい雪原が広がり、それは私の雪原とは別の雪原だけど、それがあると私の雪原もまた豊かになっていくのだなあ なんの話?

 

6.京城学校 消えた少女たち

  イヘヨン監督だから見たいなと思ってたけど突然思い出してみた。おもしろかったかわからんがとにかく画面の美しさは百億点だよ、あらゆるシーンで……

 

7.プリースト 悪魔を葬る者

  申し訳ないがなぜか勝手にトンチキ映画と思い込んでいて、そしたらカンドンウォンかわいいゆんそぎひょんもかわいいかっこいい悪魔払いシーンはいろいろな意味で激しくお得でパクソダムさんの演技は私悪魔とか観たことないけどこりゃ絶対本物でしょと思いましたしぶたもかわいいが漢江があってよかったねえと思ったしあとカンドンウォンがフランシスコの鐘を鳴らすところと歌を歌うところ、本当に最高だったよね?ありがた~~いと思いました

 

 

 なんやかんやこんなに死にそうな半年を生き延びてさらにどの月も映画観ててえらいよ!これからもやっていこうね あと今月からは毎月書きましょうね(はい…)