見た映画を記録する

毎月観た映画と映画以外を記録しています。

2021年11月に観た映画や、映画以外

 先に述べておきますと11月と12月はほんとうに摂取コンテンツが少ない。でもなんでだか全然覚えてない…イカばっかりしてたからかな…普通に仕事が忙しかったのもあるな。寒くて元気がなかったのもありそう。

 

☆2021年11月に観た映画(3本)

1. アシュラ

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08PDRL113/ref=atv_dp_share_cu_r

 これは確か韓国の方が主催してた同時上映で観たんだったと思います。まじで世界中いろいろなところの人がパクソンベ!パクソンベ!しているのを感じて本当に楽しかった。アシュラは何回観てもよい。ていうかアシュラは観れば観るほどよくなっていくような気がする。ラストの、あ~今回もだめだったよ~って感じが、ほんとに応援上映向きだなと思う…

 

2. 裏切りのサーカス

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00GL2D1S4/ref=atv_dp_share_cu_r

 なんでこのタイミングで観たんだったか忘れてしまいましたが裏切りのサーカスも何度観てもよいし、何度も観るに従って訳がわかってくるのでどんどんよくなってくる映画。好き。

 

3. 完璧な他人

hark3.com

 毒戦の直後くらいに公開していて、あ、毒戦のひと…と思ったものの、恋愛とか人間関係のごちゃごちゃって私が一番苦手そうな題材じゃんと思って見なかったやつでした。今となってはヘジンさんもイソジンさんも三食ごはんでめっちゃ見てるし、Gyaoでやっていたので、じゃあ、観るか…と思って勇気を出してみてまんまとじぬんさんのやばさにやられてしまった。ずるい。お話自体は案の定めちゃくちゃしんどいやつだったけどこの何年かで人間関係ジャンルにも公開当時よりは慣れたので…それより…整形外科医のお料理上手なしみぬきもできる黒エプロンの鷹揚な父のじぬんさんですよ!!!!!!!!やべえな~~~娘と電話しているところなんかじぬんさんの夢映画かと思っちゃった。中身はしんどいけどすごくよくできているし、じぬんさんが好きなひとにはおすすめです。

 

★2021年11月に観た映画以外

・マグメル深海水族館

kuragebunch.com

 無料公開をしている時期に読みました。そのうち紙の本も欲しい。

 そもそも深海生物が好き、なんですが、深海生物をたくさんあつめた水族館の話かなって思ったら深海水族館は深海にある水族館で、ふんわりSFみがあり、そこも好きなんだけど、おしごとの話とか、それぞれがそれぞれのかたちのままでやっていく話、でもあり、何だったかもう忘れちゃったけどこれを読んだタイミングでめちゃへこんでいたことがあって、それもあって、毎話毎話めちゃくちゃに泣いてしまった…という記憶…おもしろくてやさしくて本当にいい漫画です。

 

仮面ライダーバイス

www.tv-asahi.co.jp

 これも無料公開してたときに10話くらいまで観ました。たぶん絶対好きなのでいつか全部みたい。マッド博士であるところのジョージ狩崎のこと絶対好き。

 

アルケミスト 夢を旅した少年

www.kadokawa.co.jp

 読書会で読みました。なぜかファンタジーだと思い込んでいたからというのもあり、正直私はあんまり…だったんだけど、それこそ人生ステップを踏んでいったらまた読みが変わってくるのかもしれない…と思う…使われているモチーフとかはめちゃめちゃ好きだった。

 

・老いと建築

asagayaspiders.com

 吉祥寺シアターで観ました。あらすじを読んで、老いの醜悪さとか、そういう感じのトーンなのかな、めちゃくちゃおもしろそうだけどしんどいかもしれないな、と思って行ったんですが、冒頭舞台のうえから主役を演じる村岡希美さんの上に紙吹雪がしずかにしずかに舞ってきて、そういう、物語の中にはしんどいシーンもたくさんあるのだけど、全体として、静かで、うつくしい話だった。阿佐ヶ谷スパイダース長塚圭史さんの書くものもこのとき初めて観たんですが、ものすごく複雑できれいな構造をしている、舞台の上のここに見えているものは一見とらえどころなく見えるけど、本当はもう少し奥側まで次元があって、そこではきっとすごく構造的なつくりをされているのではないか、と思った(全然わかんないけど)。

 あと、吉祥寺シアターの中にカフェがあって、そこでコラボスイーツ(たしか、ルバーブとピスタチオのプリンみたいのだったと思う)を売っていたんですが、入るときは別のおやつを食べたばっかりだったので、へ~コラボスイーツとしか思わなかったところ、作中で出てくるモチーフをたいへん悪趣味にちりばめてあるということが観るとわかり、やだ~!!最高!!!と思っちゃいました。テイクアウトした。おいしかったです。

 

・鈴を産むひばり

www.minatonohito.jp

 前から気になっていたんですが、機会があって読みました。静かで理路がきちんとしていて、クロックの合った詩情、という感じが、すごく性に合った。ほんとのこというと仕事の机に置いておいて合間にぺらぺらとめくりたいくらい静かでよかった。

 

・それでもデミアンは一人なのか?

bookclub.kodansha.co.jp

 WWシリーズ、むずかしくて、本当に少しずつ少しずつ読んでいます。百年とかWとか、もっとずっと前との繋がりがだんだんあらわに見えてきて、おもしろい(でも読み手としての私が前にあった出来事を忘れている!!これだから!!)。

 

 この記事のあたまとおわりでもずいぶん時間が立ち、いまは2022年5月なのですが、半年前のことなんか忘れちゃってるんだよね。しっかりしてください。こまめに感想書いていこうね。はい。