2021年8月に観た映画や、映画以外
2022年2月になりました。この調子でいくと半年後には書き終わっている計算だ(困る)。引き続きリストを綴っていきます。
★2021年8月に観た映画(6本)
1. 消えた時間
おうちでシネマートで観ました。本当にかなりやべえ映画なのでチョジヌンさんのわるいファンだなあわれこそは…と思う方は絶対観てほしい。そうでない方はむちゃくちゃな映画が観たいなあと思ったときに見てほしい。何を言ってもネタバレになるんだけどとにかくチョジヌンさんをむちゃくちゃにしたいってことがすごくよくわかった。私はチョジヌンさんのわるいファンなのできゃあきゃあしちゃいました。
2.T-34 レジェンド・オブ・ウォー
ずっと気になってたけどこのとき初めてGyaoで観ました。当然よかったなあ…わたしはスチョーパが好きです。ああいう背が高くて無口でテーマカラーが暗めの副官がわたしは好きなんだ。最初フルネームで呼ばれていたのに気付いたらスチョーパになっていたときのもえる気持ち。白鳥の湖もめちゃくちゃよかった。戦争映画だから当然描写はたいへんえぐいときもあるのだが戦車が森を走るところとか人間が野原を走るところとかとにかく走るところの絵が全体的にすごくうつくしくてよかった。あと当然ラスト橋の上に魂を奪われました。長いバージョンもあるらしいので機会があったら見てみたい。
3.ダンケルク
https://www.netflix.com/title/80170278
Netflixで観ました。T-34と同じ箱に入ってたので勢いがついて…けっこうしんどかった。でもほんとに戦争映画、そんな数観たわけじゃないんですけど、うつくしいんですよね…これがわたしには不思議だ…ジャムパンのしんどみ。あと音がしんどくて、沈む!沈む!のくるしさが本当に、逃げても逃げても岸に帰れない…のつらみ…
4.否定と肯定
Gyaoで観ました。うわさに聞いていたので、観なきゃって思ったんですけど、みてよかったな…邦題のひどさというのもよくわかりました。でも重たい題材なのにすごくテンポがよくて観るのはつらくないのがすごい。
5.孤狼の血
Amazon.co.jp: 孤狼の血を観る | Prime Video
LEVEL2がすごくいいよっておすすめされてて、気になったので1を観ました。韓国映画であるやつ。松坂桃李さんがすごくすごくよかったのでそういう向きにはおすすめです。鈴木亮平もすごくこわくてよかったです。暴力がめっちゃよかった。BLだった。
6.華麗なるリベンジ
実は華麗なるリベンジはDVDを持ってて、ずっと積んでたんですけどこのとき初めて観ました。当然めっちゃおもしろかった!!!!!カンドンウォンがむちゃくちゃかわいく、ファンジョンミンさんはスペシャルホットでした。安心のおもしろさ。
★2021年8月に観た映画以外
・モータルコンバットレガシー
引き続き観てます。シーズン2になったら日本語字幕つくようになった。うれしい。
・1911年(アクターカメラ版)
7月に劇場で観たもの、配信で8月にまた観ました。アクターカメラのありがたみ。
youtubeで観ました。実は途中で脱落してしまったんですが、毎週1話ずつ観ていて、華やかでかわいくてすこしさみしくてすごくいいアニメだった。機会があったら続きみたいです。
・ソムリエは名探偵
熊井さんが!!!!かわいい!!!!!熊井さんがかわいいです。林檎剥く熊井さんがほんとにかわいい。小野ゆたかさんのことが好きです。
・機龍警察(自爆条項、暗黒市場)
実はずっと昔に一巻だけ読んだことがあったんですが、軽率になんらかのジャンルにはまりたいな~と思って自爆条項と暗黒市場をこのたび読みました。本当に軽薄。で、当然めちゃくちゃ好きなやつだったんだけど、夏川と由起谷のことがセットで好きになり、なので未亡旅団の前で足踏みしているというわけ。ほんとにごめんなさい。
みどライザが当然好き。一巻のときはもうちょっとアクション警察ものって感じだったような覚えがあったので、自爆条項はライザの過去とかけっこうずぶずぶに情緒たっぷりでびっくりしました。私はむしろこっちの方が好み。暗黒市場は当然大好きのやつだった。きゃっきゃとよろこびました。ユーリ…ごめんね…好きだよ…ユーリがキモノの中で吐いたとこ最高だった。ほんとごめん。好きだよ。あんこくいちば、なのか、あんこくしじょう、なのか、気になります。
・髑髏城の七人 Season花
https://www.netflix.com/title/81351467
円盤をお借りして、このたび初めて髑髏城の七人というやつを観ました。最初好きになれるかわからんかもと思ったけど何しろ三時間もあってめちゃくちゃ舞台セットもすごいし出てくる人の衣装とかもすごいし巌鉄斎さまとかまじでなんだったんだ。おもしろかった。エンターテインメントって感じ…
・立ち止まって、考える シーズン3
新しいシーズンが始まるごとにはっ前シーズンの宿題…って思ってる。ついていきたい気持ちはあるんですってば。でも実際、わたし自身の思うところとしてきちんと人文系の訓練を受けていない…という負い目てかコンプレックスのようなものがあるので、こうやってつまみ食いできるのは普通に嬉しい。シーズン3になっちゃったんだよなあ、こんなに長いことずっと非常で、という気持ちもあるな…そろそろシーズン4始まるかな。宿題片付けないと。
・シェフは名探偵
七月に引き続き観てました。ほんと助かる。最終話の方にいくにつれてオリジナル展開になっていくのだけど、オリジナルのところばっかり浮くでもなく、シリーズ全体でやりたいことがはっきりしてて、ありがたかったな。ほんとにみやすいドラマだった。
・SHERLOCK バスカヴィル・ハウンド
7月に見始めたやつを8月までだらだら観てたらしい。SHERLOCKはやく続きみないとな…
・水中翼船炎上中
出版されたのは2018年だったのだけどそのとき買うかどうか迷っているうちに初読が2021年になってしまった。私が穂村弘を好きになったのはおおよそ15年ほど前のことですがだんだん、なんか、たとえば斎藤茂吉みたいに、もう亡くなっていて、若いときから年を取ってもずっと書き続けていてその著作が追えるようになっているタイプの歌人とかいるじゃんか、そういう風に、だんだん穂村の書きたいこと、書くことが変遷していくさまがリアルタイムで見えている、それがすごくおもしろいし、私はあまり書き手を生きている人間だなあと思うことがない(生きてる人間の著作であろうとなかろうと読むので)けど、穂村は同時代人だなあ…ってめっちゃ思う。
・アブラクサス つみ
かなり好きな俳優のおひとりであるところの今里真さんが出演されていたので観ました。なんか…適切な感想かわかんないんだけど…洋画っぽくて、こういう演劇もあるのか!と思った。実際の事件がモチーフになっているとのことで、よりありそう感が出ていたのかも。今里さんはこれまでけっこう得体の知れない役を多めに見てきていたので、絶対こいつ裏切るでしょ…と思ったが最後まで味方だった。よかった。
・1848
パラドックス定数の井内勇希さんが出演されていたので、聴きました。で、そしたら、もしいうちさんが出演してなかったらこれを聴き逃していたのは悲しすぎる損失!!!と思うくらい、めちゃくちゃめちゃくちゃおもしろかった。
ハンガリーの歴史って、正直全然知らなくて、世界史とかでもオーストリアに絡めてちらっと出てくるくらいだったので、私が知らないけど世界にはこのような歴史の物語があったのか、という方面からもおもしろかったし、まず私はラジオドラマを聴いて育ったとこあるのでひさしぶりに青春アドベンチャーの3週もある物語をごくごく飲んでうれしかったというのもあります。ほんとにおもしろかった。井内さんもいっぱい喋っててよかったし、あと詩とか演劇のことば、ことばが革命を鼓舞して、そうして進んでいった、しかして武器の前での無力さもきちんと描かれていて、でも一度蒔かれた種は草原に根ざし続けていく、その根の強さも信じさせてくれて、本当によい物語でした。青春アドベンチャーは平日の夜に放送しているのだけど後半とか毎日泣いてた。よすぎて。井内さんこのようなめちゃくちゃおもしろい物語に出演してくれてほんとにありがとうございます。
こうやって並べてみると八月はめちゃくちゃ元気だったみたいでいろんな媒体のいろんなものに手をつけているな。外に出られなかったからというのもありそうだけど、やっぱ夏は元気ということがわかりました。